コンテンツサービスとは

コンテンツサービスのメリットの紹介

今日、企業は融通の効かない文書管理システムから、様々な文書管理システム上のコンテンツを集約して様々なアプリケーションに接続することが可能なコンテンツサービス・プラットフォームへと移行しています。

さて、ここで言うコンテンツサービスとはどのようなものなのでしょうか。これは、調査・助言サービス大手のガートナー社の造語で、自己完結型の文書管理システムなどからオープンなサービスへの移行を表すものです。

企業全体を通じ、文書の作成、使用、共有に関してその方法や場所に対する企業の期待感が変化してきていますが、ハイランドでは、コンテンツサービスへの移行という進化はこうした変化をもサポートするものであると考えています。

コンテンツサービスを定義する

エンタープライズコンテンツ管理(ECM)がコンテンツサービスへと変化してきており、ガートナー社では 「コンテンツサービスについて知っておくべきこと(原題:What You Need to Know About Content Services Platforms)」と題したレポートで新たな市場定義を行っています。

コンテンツサービスとは、統合ソフトウェアパッケージあるいはAPIと文書管理機能を共有する独立した複数のアプリケーションの形で実現される一連のサービスやマイクロサービスであり、様々な種類のコンテンツの活用を可能とし、企業全体の様々なユーザーに様々な使い方を提供するものである。

ガートナー社のレポートには、コンテンツの管理や共同作業、配布は、ユーザーのみならず、システム、アプリケーションによるコンテンツの使用を調整する一連のサービスを用いることが最善である、との記述もあります。

コンテンツサービスの要素

ガートナー社のレポートは、コンテンツサービスはプラットフォーム、アプリケーションおよびコンポーネントから構成されるとしています。

  • コンテンツサービス・プラットフォーム: コンテンツサービス・プラットフォーム。ガートナー社のレポートは、コンテンツサービス・プラットフォームとは、コンテンツ管理、ガバナンス、処理に重点を置いたECMパッケージの進化形である、としています。レポートにあるとおり、コンテンツサービス・プラットフォームは独自の文書管理システムを有していますが、接続システムやAPI、パッケージ中の統合システム等により、外部の文書保管システムを統合することができるものもあります。コンテンツサービス・プラットフォームのプロバイダーは、一般的なコンテンツ利用方法をサポートするコンテンツ関連サービス、マイクロサービス、文書管理システムやツールなどの統合セットを提供しています。こうしたプラットフォームで利用できる一般的サービスには、文書管理、検索、インデキシング、分類、キャプチャ、版管理、ワークフロー、記録管理、コンテンツ分析などがあります。
  • コンテンツサービス・アプリケーション: ガートナー社のレポートによれば、アプリケーションは ビジネスソリューションに焦点を当てた機能を提供します。ハイランドでは 新人研修(オンボーディング)や契約管理、保険金請求管理等が該当すると考えています。
  • コンテンツサービス・コンポーネント: ガートナー社のレポートでは、これは既存のアプリケーションやプラットフォームに機能を追加するユーティリティサービスと記述されています。ハイランドでは、英語をスペイン語に翻訳するサービスコンポーネントやコンテンツを解析して自動的にタグ付けするアプリケーションなどが企業に有用なものであろうと考えています。

進化を続けるコンテンツサービス

ECMからコンテンツサービスへの移行は、企業の関心が、企業全体のコンテンツ保管から企業内外の個人やチームによる状況に応じたコンテンツの積極活用へと変化してきていることの表れです。

コンテンツサービス業界の発展やこの分野の主要企業に関しての詳細は「ガートナーのコンテンツサービス・プラットフォーム向けマジッククアドラント2017年版(原題:Gartner’s Magic Quadrant for Content Services Platforms, 2017)」をダウンロードしてご参照ください。

参照: Gartner Magic Quadrant for Content Services Platforms, Karen A. Hobert, Michael Woodbridge, Joe Mariana, Gavin Tay, 5 October 2017. Gartner What You Need to Know About Content Services Platforms, Karen M. Shegda, Karen A. Hobert, Michael Woodbridge, Monica Basso, Mick MacComascaigh, 3 April 2017.

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